配置に関して、Honor 400シリーズのスタンダード版は、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 4モバイルプラットフォームを搭載し、6.55インチの1.5K解像度ディスプレイを備える予定です。一方、高性能モデルはSnapdragon 8 Gen 3モバイルプラットフォームを採用し、画面サイズは6.69インチで、こちらも1.5K解像度となります。さらに、このシリーズのバッテリー容量は7000mAhに達する可能性があります。
Snapdragon 7 Gen 4は、TSMCの4nmプロセス技術を採用しており、1+3+4の三集群アーキテクチャを利用しています。具体的には、1つの2.8GHz Cortex-X4大コア、3つの2.6GHz Cortex-A720中コア、そして4つの1.9GHz Cortex-A520小コアが含まれています。Geekbench 6テストでは、マルチコアスコアが4850点となり、Snapdragon 7 Gen 3に比べて23%の向上が見られました。
カメラ性能はHonor 400シリーズの大きな強みとなるでしょう。情報によれば、全モデルにSamsung HP3の2億画素メインカメラが標準装備される予定で、このメインカメラは1/1.4インチの大きなセンサーを持ち、OIS光学手ブレ補正をサポートしています。16合1のピクセル技術を使用することで、等価2.24μmの超大ピクセルを出力し、暗い環境での撮影時には明るさが300%向上します。また、このシリーズには新たにダイナミックキャッチ4.0技術が追加され、チップレベルのAI計算能力を活用して毎秒60フレームの連写が可能となり、動体追尾の成功率が47%向上します。さらに、Honor 400シリーズのUltra版は、5000万画素のペリスコープ望遠レンズを独占的に搭載し、レンズの仕様は1/2インチ、f/2.6の絞りで、3倍の光学ズームと30倍のデジタルズームをサポートします。
なお、Honorは6月に折りたたみ式の新機種を発表する計画もあり、この機種には2億画素のペリスコープ望遠レンズが搭載され、フラッグシップのカメラ技術が折りたたみ形態に拡張されることが期待されています。
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